シタコワを始めてよかったと思った最初の企画がある。
それは、シタコワと札幌のコワーキングスペースをWeb中継でつなぎ一緒にもんじゃを作って食べるというもの。
これは札幌のコワーキングスペースのオーナーと知り合い、互いの地元のことを話している中で私の普通が意外と特別だと気づいたのがきっかけで生まれた。
札幌の人はもんじゃを食べたことがないという。 なので伝えたくなった。 ちょうど昨年の今頃、1月中旬の話。
あらかわもんじゃ「もん鉄」の店主をゲストに招き、実際のもんじゃ作りを通じてあらかわ区の文化を伝えた。
メニューは下記。
1.ベビースターもんじゃ (昔、もんじゃは下町のおやつだった。そのルーツに触れる一品)
2.カレーもんじゃ (定番もんじゃ。もんじゃが食べたい時にはとりあえず頼む人気メニュー)
3.もち・めんたい・チーズ もんじゃ(月島) (月島もんじゃを有名にしたといわれるもんじゃ。荒川でも人気の高いメニュー)
4.まつたけのおすいものもんじゃ(もん鉄オリジナル) (最後は塩味のさっぱりもんじゃ。ゲストのもん鉄オーナー大輔さん考案メニュー)
札幌で人気だったのは、4の「まつたけのおすいものもんじゃ」だった。
参加者は多く、シタコワと札幌で30人ほど。 みんなワイワイガヤガヤと笑顔の溢れる時間となった。
このときの写真は、いま発行されている「あらかわもんじゃマップ」にも使われている。
この企画を通じて、自分たちの普通が、他から見ると意外と特別なものだったりすること。それを発信することは、人が集まるきっかけをつくり、交流を生み出してくれることを発見。 そして、それは地元に何か新しい価値を創造することにつながるのではないかと、何か可能性も感じた。
自分一人で考えてもいいアイディアは出てこない。 なにかを始めていくときは周りの人たちと話をしながら、一緒にやっていくのが大事なのだ。
この日はシタコワが一歩進んだ気がした一日だった。
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