「まず香りを愉しんでください」
とマスターが出したのは「秘められた魔法使いの黒魔術」というタイトルが付けられたグレンファークラス28年。軽くグラスをまわしてみる。甘く、そして鋭く濃厚な香り。
「次は舌先に一滴乗せる感じで味わってください」
一瞬舌先からふわっと香りが立ち喉にはいって戻ってくる、複雑な味わいだ。
そして次に出されたのはアードベッグ7年。こちらの香りはピート(泥炭)を焚いた香りがガツンとくる。そして舌先で味わうとスモーキーな香りを残しつつ甘さと熱さが後からついてくる。私はこちらのほうが好みかな。
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