編集プロダクションで働く中島さんとシタコワでのiPhoneアプリ勉強会でお知り合いになった。話をしてみると、お住まいが荒川区で、どうやら場所もとても近いということがわかった。
ただ、中島さんは荒川区に来て日が浅く、地元の行きつけのお店がまだ無いという。行きつけのお店を作ってみたいということだったので、よく行くもんじゃ焼きのお店「もん鉄」に誘ってみた。
もん鉄、南千住店。写真をクリックすると「食べログ」のページに飛びます。
当日は19時にお店で待ち合わせ。中島さんはご家族とご一緒に来られた。最初は少し緊張した様子で、子供も寝起きだったためか退屈そうな顔だった。
聞いてみると、4号線沿いにある「もん鉄」は、看板が目立っていたこともあり、中島さんは前から一度入りたいと思っていたらしい。でも、なかなか入りづらかったとのだとか。常連さんが多かったり、子供連れで入っていいものかと遠慮したり。そのため、いつもチェーン店によく行っていたとのこと。そりゃ、そんなお店に入るのは勇気がいる。
そんな時に必要なのが知り合いだ。知り合いがいて一緒にお店に入ってしまえば、入りづらいな、なんて思っていたことも、すぐに忘れることが出来る。もんじゃを食べながら、徐々に中島さんご家族の緊張はほぐれ、中島さんもお子さんも笑顔になった。とても楽しんでくれている様子だった。
中島さんと楽しくもんじゃを食べ、お酒を飲みながら、「もん鉄」のような地元のお店を知ることができると、日々の生活の楽しさが広がりそうだなぁ、という話しになった。
- 店長さんとお話ができる。チェーン店だと難しいだろう。
- お店にきている人同士が知り合いになり、友達になっていく。
- 色々と地域の情報なんかも知る事ができ、楽しみが増える。
- 仕事につながるアイディアも出てくるかも。
こんなことを2人で語り合った。
新しい土地に来る人が土地を知るための最初のきっかけをつかむのは想像以上に難しい。しかし、一度きっかけがあれば、新しい世界が広がる。お店もそうだし、地元のお祭りなども、新しい人が入っていけるきっかけ作りをしていきたいと改めて思った。
今の荒川区の人口は20万7千人。平成10年当時の17万人と比べれば3万人も増加している。今も新しいマンションやショッピングモールが建設中で、今後もまだまだ増加していくだろう。
新しく住む人が地元との接点を持てる機会がもっと増えたら、お店のお客さんも増えて地域経済にも好影響だし、人のつながりから新しいアイデアが生まれたり、プライベートの楽しみが増えたり、そうやって幸せが増える気がする。それを今日、3人のご家族のスマイルで実感した。
今回のような機会を、1万人単位で提供できたら、きっとこの町がもっと楽しくなるはず!
そんな場を作っていきたいものだ。
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