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2015年11月号 vol.24

<特集>南千住仲通り商店街 〜 「だっちゃん市」の仕掛け人を再訪。「犬竹魚店」

2015年11月08日 13:31 by seijiro_t

2013年11月号(vol.3)のARAKAWA102でもご紹介した犬竹魚店。

今回「だっちゃん市」の特集を組むにあたって、だっちゃん市の企画をゼロから立ち上げた仲通商店街「犬竹魚店」の犬竹さんをご紹介します。

だっちゃん市の仕掛け人。犬竹靖さん
だっちゃん市の仕掛け人。犬竹靖さん。

●お店はいつ頃からやられているのですか?

今年で創業90年になります。祖父の代から3代目です。その当時からここ南千住で商売を始めたのですが、創業当時は貝の「引き売り」(店舗を持たずに売り歩くやり方)をしていました。しばらくしてから、今のコツ通り商店街に店舗を構えた後、今の場所に移りました。


創業90年の「犬竹魚店」

●犬竹さんはいつからこちらの魚店で働き始めたのですか?

私の父親が家業を継いでいたのですが、私自身は実は調理師になりたくて専門学校を卒業後、赤坂の割烹で働いていました。

そこから紆余曲折あり、犬竹魚店で働くことになりました。平成元年にお店の建物を立て直し、そこから手伝っています。お店の2階を宴会場にしたのもその時です。

●魚屋さんの2Fに宴会場があるのは珍しいですね

当初は、地元の町会や消防団、商店街の皆さんの地域の集まりとして使われることが多かったです。

こうした使われ方のほか、最近ではネットで検索されたお客さんにご家族の集まりやお祝い事で使って頂くことも増えてきました。


犬竹魚店の2Fは、40〜50名まで入れる純和風のお座敷。

●「昔ながらの魚屋さんだからこそ」という点は何かありますか?

今は限られたお得意さんだけにしていますが、「御用聞き」を年末だけやってます。

昔は「岡持ち」と言ってそこに刺身なんかを入れて売り歩く事もしていましたが、今は年末に昔ながらの15件くらいのお宅に限って、その日の朝に仕入れた魚をご案内しています。

あと、魚の値札は全て自分で書いています。昔の「御用聞き」の時は、仕入れた魚をこの札に書いて注文をとっていました。最近は産地まで気にするお客さんも多いから必ず書くようにしています。


昔は「店頭の値札」の役割だけでなく、各家庭に売り歩く際のメニュー表の役割をしていた札。

●お店をやられている上で気をつけていることなどは

最近は流通経路や冷凍技術の発達で、時期を問わずにいろんな魚が店頭に並ぶ事が増えてきましたよね。それはそれで便利な世の中として受け入れつつも、「旬」を大切に時期のものはその時期に出すようにしています。魚の事でわからない事があれば店先で気軽に聞いてください!


旬の魚が並ぶ店先。

●最後に「だっちゃん市」に向けて一言

「だっちゃん市」は自分が言出しっぺで初めて今年で7回目になります。商店街のお店それぞれが地域を盛り上げようと頑張っていたのですが、やっぱりみんなでまとまった方がもっと地域の人たちに喜んでもらえるだろう、ということで始めました。今ではライフワークになってます。

今年は、商店街の7店舗が各店自慢のおでん種を持ち寄って、セットで楽しんでもらえる企画をやります。うちからは魚屋ならではの「イカ玉」を出します。ぜひいらっしゃってください。

犬竹魚店 - イカ玉

犬竹魚店 - イカ玉2

取材後記

取材終了後、売り場に並ぶよりどりみどりの鮮魚の中から、「ボタンエビのお刺身」(600円)を購入して帰宅。身が大きく甘〜い、これぞボタンエビという味わいに、ついついお酒が進んじゃいましたとさ!


<店舗紹介>

  • 店名:犬竹魚店
  • 電話番号:03-3801-5223
  • 住所:荒川区南千住5-36-13
  • ※イベントの最新情報などは犬竹魚店のFacebookをご確認ください。

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